Terms of Service

規約制度

当社のご利用により、本規約の対象とさせていただき、本規約の内容をご承諾いただいたものとさせていただきます。

利用資格

業務時間帯に電話等で双方向の連絡が取れる方、且つ利用規約に則してご利用いただける方とさせていただきます。

利用方法

  1. 前金制とさせていただいております。取り扱い商品の性質上、受付後レジ入力漏れや入力間違いなどの誤りがあった場合は、お客様確認のうえ、クリーニング工程へと移らせていただく事がございます。
  2. ポケットの中を点検のうえ、クリーニングにお出し下さい。ポケットの中身についての責任は一切負えません。
  3. ホコロビ・キズ・小さな穴などはクリーニング中に広がる事がありますので、よく確認して店員にお伝え下さい。店舗・工場点検で見つかった場合はお客様へ連絡させていただきますが、連絡が取れない場合、未洗いのままお返しする事がございます。
  4. コーティング品、プリント製品の樹脂部分が劣化している場合、クリーニング中に剥がれが生じる場合がございます。当社の点検で剥がれが生じる恐れがあると判断した場合は未洗いのままお返しする場合がございます。また、コーティング部分・樹脂部分の劣化はクリーニング前点検では発見できない場合がございます。
  5. 上下物など対の商品は極力一緒にクリーニングにお出しください。風合いの変化・色合いの変化等につきましては、賠償の対象となりません。
  6. シミ抜き作業をしても落とせないシミもございます。また、クリーニング行程中に浮き出てくるものや変色するものもございますので予めご了承ください。
  7. 保管スペースが限られておりますので、なるべくお早めのお引き取りをお願いいたします。また、お引き取りの催促の連絡をさせていただく場合がございます。
  8. お仕上がり日より30日(保証期間)を経過してもお引取りがない商品につきましては、品質の責任は一切負えません。また、お仕上がり日より2年を経過してもお引き取りがない商品につきましては、処分させていただく場合がございます。その場合、処分費用をご請求させていただく場合がございます。
  9. ボタン類や装飾品の紛失・破損は賠償対象外になります。取り外してからお出しください。
  10. 商品のお受け取り時には、店員との受け取り点数の確認を必ず行ってください。お渡し後の点数相違のお申し出はお受けする事ができません。
  11. 預かり伝票(引換証)はなくさずお持ちください。預かり伝票のない場合は、お返しできない場合がございます。
  12. お客様の商品で、当社のマーキングタグが取り外された状態でのお問い合わせはお受けする事ができません。商品お引き取り後、商品についているマーキングタグは、必ず検品後にお外しください。
  13. 万一、当社のサービスにご納得いただけない場合にて、店頭・電話などで常識の範囲を超えた大声や言動をとられた場合は当方判断で110番通報、もしくは担当機関に相談させていただきます。
  14. 受付商品も経年劣化および変化、耐用年数、取り扱い方法がございます。クリーニング後の個人の感性や感覚部分などに関するお申し出があった場合は、当社品質規定に則した再洗い・再仕上げを保証期間内であれば承ります。
  15. 下着・おむつ等下着類および嘔吐物の付着したお品物は、クリーニング業法上お取り扱いいたしかねます。
  16. 顧客識別の為、安全ピン・ホチキスの針等を商品につけさせていただく場合がございますが、その針穴等につきましては補償の対象外となります。
  17. ブラウス・ジャケット等商品名につきましては、当社基準にて訂正させていただく場合がございます。
  18. 洗い方コースにつきましては、当社規定のデリケート素材・獣毛素材・ブランド・飾り付き品などの場合、当社の判断にてご希望のコースよりクラスアップさせていただく場合がございます。

賠償制度

万一、当社に過失があった場合は、別に定める『事故賠償制度』に基づき対応させていただきます。

事故原因所在

  1. クリーニング方法および取り扱いなどに過失がある場合
  2. アパレルメーカーの企画・製造などに過失がある場合
  3. お客様の着用および保管等に過失がある場合

賠償範囲

  1. クリーニング方法および取り扱いなどに過失がある場合
    1. A.洗浄工程およびシミ抜き工程による損傷
    2. B.仕上げ工程による損傷
    3. C.不明および紛失
    4. D.その他の原因による損傷
    5. E.当社での保管中の損傷
    6. F.当社からの運送途中の損傷

賠償対象外

次に示す第5条②③の原因所在が明らかであり、当社が職務上相当な注意を払ったにも関わらず、事故を予見できなかった場合は賠償の責に応じられません。

  1. アパレルメーカーの企画・製造などに過失がある場合
    1. A.衣類の変化(劣化)が著しい素材、クリーニング工程の異なる素材で製造された衣類(ポリウレタン加工商品など)
    2. B.染色堅牢度や退色堅牢度の弱い生地で製造された衣類
    3. C.熱セット性が弱い生地で企画・製造された衣類(綿・麻等に対するプリーツ加工)
    4. D.通常のクリーニングに耐えない素材で企画・製造された衣類(プリント脱落・付属品の破損・ボタン・スパンコール・ビーズなどの欠落および破損を含む)
    5. E.縫製撚糸のあまさによるホツレ・ホコロビ・プリーツ・シワ加工消失など
    6. F.その他企画・製造等に起因する事柄
  2. お客様の着用および保管等に過失がある場合
    1. A.汗や日光、蛍光灯による変退色や脱色
    2. B.化学薬品などによる変退色や脱色(整髪剤・パーマ液・台所および風呂用洗剤などの付着によるもの)
    3. C.着用時または気づかないままの破れ・糸引き・食べこぼしなど
    4. D.ボタンの欠落および破損
    5. E.クリーニング引取り後のお客様による保管中の損傷
    6. F.その他これらに類するお客様による事故
    7. G.素材などの経時劣化によるもの

賠償条件

第6条に基づく賠償条件は以下の通りです。

  1. 1. 当社マーキングタグが当該商品の本体に付いている事が前提となります。
    万一、当社マーキングタグを紛失または破棄処分されている場合は、それに準じて証明するものがある場合に限り事故賠償制度に適用されます。
  2. 2.当該諸品は30日以内にお引き取りされているもの、またお引き取り後90日以内のもので、当社が事故扱いと認めた場合に限ります。(90日以上経過したものは瑕疵部分(欠陥や不具合)も含めて事故賠償制度の対象外となりますので、ご注意ください。)
  3. 3.購入価格については、購入先またはメーカーの領収書、レシートなどを必要とします。それらが紛失、破棄処分されている場合は調査のうえ決定します。(時価を超えての賠償には応じられませんのでご注意ください。)
  4. 4.損害弁償品の返却およびクリーニング代金・その他費用の返金はできません。ただし、当社が別途に返却・返金を認める場合は、その限りではありません。
  5. 5.購入価格1点につき10万円を超える商品のご依頼時に「ブランドコース」のご指定がなかった場合の補償は、商品購入価格を最高5万円として算出させていただきます。
  6. 6.お客様の着用・使用時に原因があると判断された事故や、アパレルメーカーの企画・製造などに過失がある場合については、事故賠償制度の対象になりませんのでご注意ください。
  7. 7.アパレルメーカーの責務により取り付けられた洗濯表示もしくは組成表示によってクリーニング事故が発生した場合、アパレルメーカーがその責に任ずるように、被クリーニング利用者に代わって事故賠償交渉を当社が行うことができます。
    ※無形的損害賠償や精神的慰謝料などには応じられません。
  8. 8.賠償額の算定方法
    (賠償額)=(物品の購入価格)×(物品購入時からの経時月数に対応して別表に定められた補償割合)
  • 上記賠償額については基本的なものであり委託商品の劣損傷状況によってはこの限りではありません。また、賠償額の上限については当該商品の時価を超えることはありません。
  • 特例として洗濯物を紛失した場合など前条に定める賠償額の算定方式によることが妥当でないと認められる場合には、次の算定方式を使用いたします。
  1. 洗濯物がドライクリーニングによって処理されたとき→クリーニング料金の40倍
  2. 洗濯物がランドリークリーニング(水洗い)によって処理されたとき→クリーニング料金の20倍

利用のお断り

次の場合には、当社の利用、店舗及び敷地内(駐車場を含む)への立ち入りをお断りします。また、利用開始後に判明した場合には、利用の継続をお断りします。

  1. 1.利用者が暴力団、暴力団員、暴力団関係企業、団体またはその関係者、その他反社会的勢力に所属していると認められるとき。
  2. 2.店頭・電話などで常識の範囲を超えた大声や乱暴な言動、威圧的な態度・言動をして、当社従業員、他のお客様に恐怖感、不安感を与えたと認められるとき。

規約内容の変更

この規約はお客様に事前通知する事なく、内容または名称を変更することができます。この場合の利用条件は、商品お預かり時点での利用規約によります。

協議事項

本規約に記載なき事項及び、本規約の解釈につき疑義を生じた事項については、お客様と当社担当者において相互信頼の精神に基づき、協議の上、穏やかに解決をはかるものとさせていただきます。しかし、二者間において問題解決が難しいと判断した場合には、中立公正な第三者機関に、お客様にも仲裁の申し出をお願いする場合がございます。

免責

  1. 1.台風・地震などの自然災害に起因する事故については、賠償範囲にはなりません。
  2. 2.主観的価値である無形的損害賠償や精神的慰謝料には応じられません。
  3. 3.インポート商品などの衣文化の違いによる事故についての賠償も時価の範囲を超えることはありません。
  4. 4.弊社側に故意の重過失があった場合には民法の規定によります。
  5. 5.本制度に定める以外に発生する諸問題・事故については、一般的信義誠実の原則により解決を図るものとします。

改定日:2022.11.1